今日はさくら記念日 | gukkyおばさんの毎日

今日はさくら記念日

 
2000年5月7日に保健所行き一歩手前からgukky家へやってきました。
C型肝炎であると告知されて間もないころです。
あの頃のことはあまりの辛さに記憶も定かでなく、日記なんてものも生まれていちども続けたこともないので、はっきりしませんが、毎日泣くように暮らしていたんでしょう。
なにかに助けを求めていた。そんな時行き場のないマルチーズを誰か貰ってくれないか?と同僚に言われ、独断で突然家に連れて帰りました。私との初対面で牙を剥いてうなり、抱かれるのはもっての他、触ることさえ許さない、それ程、さくらは傷ついていました。それまでお嬢様のように可愛がられていた彼女の家族のアメリカ転勤で、4,5軒のお宅にそれぞれ長くて一週間ぐらいで、たらい回しにされ、誰も信じられなくなり、瞬きを繰り返すチックのような症状さえありました。恐怖で車の中(あまりにあつかい難いので紙袋にいれてやった)でうんちばかりする。そんな出会いでした。
やっとの思いで家に連れ帰りました。彼女の持参品であるステンレスの食器と座布団、ヴァレンチノのストールなどとともに。
家の中にはいっても触れません。頑なに自分の座布団に座り孤高を保っていました。取り付く島もないって感じ。
だんなにも娘にも内緒だったから、ドキドキもんでした。
だんなが帰った途端ですよ!!
もう、す~ごい喜びよう。まとわり着いてだんなが腰をおろしたソファーに飛び乗って、顔を嘗め回すし、お腹みせてさすってくれと哀願するし、歓喜の嗚咽をもらすという究極の悦びようでした。
で、今ではだんなの正妻として同衾しています。お互い心の支えみたいですよ。
昨日警察からTELあったけど、首輪してるし、ラコではありませんでした。